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Night Jazz

JAZZについてのBLOG。日記的なネタも。

2024'04.20.Sat
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2007'04.14.Sat

今回はJAZZではないです。

けど、自分がブルースや、JAZZなどに足を踏み入れる道しるべ?
にもなった人達がいるので、そちらもオススメしようかな・・・と。

まだまだ若かりし頃、「洋楽=ロック」と言う、
カナリのミーハーなイメージを抱いていた次期がありました。
中学生頃かなぁ・・。

寝ても覚めてもロック、ロック、ロック・・・。

グランジ、プログレッシブ、ヘビィメタルなど・・。

その頃は、手当たり次第に聞きまくり「ロックはカッケェ!」みたいなノリで、
エネルギーの発散先となってました。

けど、彼らに出会い、ロックの深さをしり、
そして他ジャンルへも興味がわくようになったんです。


led_zeppelin.jpg

LED ZEPPELIN 「Remasters」

DISC-1

1.コミュニケイション・ブレイクダウン
2.ゴナ・リーヴ・ユー
3.グッド・タイムズ・バッド・タイムズ
4.幻惑されて
5.胸いっぱいの愛を
 
6.ハートブレイカー
7.ランブル・オン
8.移民の歌
 
9.祭典の日
10.貴方を愛しつづけて
 
11.ブラック・ドッグ
 
12.ロックン・ロール
 
13.限りなき戦い
 
14.ミスティ・マウンテン・ホップ
 
15.天国への階段
 

DISC-2

1.永遠の詩
 
2.レイン・ソング
 
3.デイジャ・メイク・ハー
 
4.ノー・クォーター
 
5.聖なる館
 
6.カシミール
 
7.トランプルド・アンダー・フット
 
8.俺の罪
 
9.アキレス最後の戦い
 
10.オール・マイ・ラヴ
 
11.イン・ジ・イヴニング

・ロバート・プラント(vo)
・ジミー・ペイジ(g)
・ジョン・ボーナム(ds)
・ジョン・ポール・ジョーンズ(b)



この一枚は(正確には2枚)リマスターズです。

実際に、自分の手元にあるのは、BOX使用の4枚組み。
更に、レコードジャケットサイズの冊子が2冊着き。

昔におじさんからもらったのですが、出所は謎。
(もしかしたら国内版ではないのかもしれませんね)


このLED ZEPPELINは結構マニアック路線です。

当時の3大ロックとして、このツェッペリンの他に、
ストーンズ、ビートルズが上げられますが、結構ツェッペリンに関しては
好き嫌いは激しいかもしれません。

彼らのスタイルは、ブルース・レゲエ・ファンク・ブラック・民族音楽など・・
様々な要素を取り入れて「ロック」として歌ってます。

曲は、確かに有名な物を上げれば、キャッチーなロックです。
けど、いわゆるB面的な歌。そこが彼らの本質な気がします。

とても深くて、とても荒ぶる感じ・・なにか神秘的な感じがするんです。

どちらかと言うと、プログレッシブロック(キングクリムゾンとか)のような、
精神世界のロックではないでしょうか。

若い頃は、彼らを聞いても、あまり意味が分からない所がありました。
けど、年齢を重ねて、様々なジャンルを聞いてから彼らを聞くと、常に発見があるんです。

なんとも表現に困るロックスターですが、味があっていつまでも飽きずに聞ける。
そんな一枚でした。

※それにしても、メンバーの殆どが伝説的人物になったバンドだなぁ・・・。

 

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2007'04.12.Thu
そろそろジャズボーカルものを一枚。


anita.jpg

Anita O'Day 「Sings The Most」

 1. 'S Wonderful / They Can't Take That Away From Me
 2. Tenderly
 3. Old Devil Moon
 4. Love Me Or Leave Me
 5. We'll Be Together Again
 6. Stella By Starlight
 7. Taking A Chance On Love
 8. Them There Eyes
 9. I've Got The World On A String
10. You Turned The Tables On Me
11. Bewitched, Bothered And Bewildered


・アニタ・オデイ (vo)
・オスカー・ピーターソン (p)
・ハーブ・エリス(g)
・レイ・ブラウン(b)
・ジョン・ポール(ds)


もう今から50年も前の作品。アニタの中では名盤です。

全曲が聞きなれたスタンダードナンバー。
(客観的に見て、スタンダードっていったい何年歌われてるんでしょうねw)

このアニタ。とても独特な方です。天才の域です。本当に。
技術もさながら、とても魂が強いお方であるのも伝わります。

努力も才も全てを持っていたんでしょうね~。
きっと、自分の全てを魅力に変えてしまう魔法とかを知っていたかもしれません。

この人の全てはこの一枚に凝縮されてる・・と言っても過言ではないハズです。
(あくまでいち個人の意見ですけどねw)

素早いスキャット、独特なフレージング、優しいバラードなど。

JAZZマニアには間違いなく、ツボであり、ジャズ入門者にも感動できる、
そんな一枚だと思いますよ。

機会がなくても是非!と、胸をはってオススメしたいです☆


※それにしても、本当に心地の良いハスキーボイスだなぁ・・。

2007'04.12.Thu

あまりにも有名すぎて、語らずとも言わずと知れた・・的な一枚。

ジャケットを見れば分かっちゃいますよねw


MilesDavis.jpg

The Miles Davis Quintet 「round about midnight」

 1. Round Midnight
 2. Ah-Leu-Cha
 3. All of You
 4. Bye Bye Blackbird
 5. Tadd's Delight
 6. Dear Old Stockholm
 7. Two Bass Hit
 8. Little Melonae
 9. Budo
10. Sweet Sue, Just You


・マイルス・デイビス(tp)
・ジョン・コルトレーン(ts)
・レッド・ガーランド(p)
・ポール・チェンバース(b)

・フィリー・ジョー・ジョーンズ(ds)


そうです、モダンジャズの巨匠マイルス・デイビスです。

あの独特なミュートを用いたトランペットを聴けば、「マイルス!」って
分かりますよね☆

彼の名盤は数多あります。
彼自身が最高のトランペッターであり、巨匠ですからね、
殆どが名盤と言っても過言ではありません。

長いJAZZ歴史と共に、様々なJAZZの先を走ってきた彼。
いつの時期もTOPでした。

その中でも、個人的に好きな一枚はコレ。
(殆どが好きなので、全部語ったらマイルスBLOGになっちゃいますw)

なぜにコレかと言いますと・・・。

数多くある中でもこの一枚だけじゃないでしょうか。
ハードバップジャズなのは。

むしろこの一枚のみで、ハードバップジャズのスタイルを確立させて
しまったと思います。

ちなみにハードバップとは、4ビートを基本とし、
メンバーが同じコンセプトで演奏するジャズです。

「アドリブさ」に目を向けてしまうと、物足りなく感じるかもしれません。

けど、アドリブだけがJAZZじゃない!と言わんばかりのエネルギーが伝わります。

何時の時代もカリスマは存在しますが、
ここまで長い歴史の中でカリスマ性を保つ方も中々いないのではないでしょうか。

あまり語らずとも知れた一枚。

これを見たキッカケに、ちょっと棚から彼のCDなりレコードを出して聞いてみてはいかがでしょうか。

気持ちよくなるには十分な時間帯だと思いますよ☆

※確か・・一曲目の曲はセロニアスモンクの曲だった気が・・・

 

2007'04.11.Wed
JAZZでもなく、CDでもなく、今回はDVD。
音楽好きの人にしてみたら聖書的な物。

f1e13634.jpg

ウッドストック「愛と平和と音楽の3日間」

出演

・CROSBY.STILLS&NASH
・CANNED HEAT
・RICHIE HAVENS
・JOAN BEAZ
・THE WHO
・SHA-NA-NA
・JOE COCKER&THE GREASE BAND
・COUNTRY JOE&THE FISH
・ARLO  GUTHRIE
・TEN YEARS AFTER
・JEFFERSON AIRPLANE
・JOHN SEBASTIAN
・COUNTRY JOE McDONALD
・SANTANA
・SLY&THE FAMILY STONE
・JANIS LOPLIN
・JIMI HENDRIX
・CROSBY.STILLS.NASH&YOUNG


このフェスティバルは、1969年8月15日から3日間にかけて
ニューヨーク郊外ヴェセルの丘で行われました。

観客は40万人を超える大観衆。
参加アーティストも30組以上と、とても規模の大きいものでした。

どんなフェスティバルかと言うと、ヒッピー時代の象徴的なものになります。
多くの若者が「愛と平和」を魂で叫んぶ。それが、この「ウッドストック」。


会場は人でごったがえし、アルコールもドラッグもお構いなし。

雨は降って地面がぬかるんでも、電話をかける為に何十人という列に並んでも、
全く関係なし。

食事と言えば、ある時間に配られる、ちょっとした物のみ。

入場料なんて、当然要りません☆だって、フェンスなんかとっくに壊されてるからw

「本当に凄い・・」の一言です。人間の持つエネルギーの凄さを実感しました。

良いか、悪いかで言えば「良いです」。
けど、この「良い」は、単純な良いではないですね・・。

実際に当時を生きた人間ではないですし、愛と平和について、
寝ないで叫ぶって事も出来ません。

きっと当時の若者にしか分かりません。
けれど、これだけの金字塔アーティストと40万人の観衆が、ひとつのテーマを共有して一丸となってる事は素晴らしい事です。

しかし、これだけの40万人が「叫ぶ」と言うことは、それだけその時代が苦しかったのかな・・と。

何も苦が無く、平和であればこんなエネルギーは絶対に出てきません。

なんと表現していいか分かりませんが、
なんだか40万人の「辛さ」のような物が、凄く伝わるんです。

確かに、イベントとしてはとても素晴らしかったのでしょうが、
その裏にある人々の想いに圧倒されるました。

何時の時代も、音楽と言うものは人の苦しさや楽しさ、希望や絶望など様々な想いの塊。

そのカオス的なものを考えさせられる、そんな一枚でした。

※アーティストの話を全くしなったですねw 
けど、そこは見てからのお楽しみ・・と言うことで☆
一つだけあげるのであれば「スライ」。この方達は、素晴らしいです。
2007'04.10.Tue

「jam」の楽しさ。アレは本当にキモチの良いものです。

時間感覚が無くなって、頭の中が音でイッパイになって、
凄く身体が溶ける感じ。

フラワーロックみたいな感覚でしょうかw(あんなに無機質ではないですけどね。)

そんな「jam」の気持ちよさが凄く伝わってくる曲がコレ。


4c216311.jpg










Jimmy McGriff 「Groove Grease」



1. Groove Grease

2. Bird

3. Plain Brown Bag

4. There Will Never Be Another You

5. Canadian Sunset

6. Mr. Lucky

7. Moonglow

8. Red Sails in the Sunset

9. Secret Love


ジミー・マクグリフ。彼は言わずと知れた、オルガン奏者です。

この音源は、オルガンで一色なJAZZ。・・・と思いきや、
凄く曲の空気に馴染んでるスタジオジャムのような音源なんです。

嫌味がまったくなく、本当にサラッと聴けるんです。

けど、恐ろしいのが、場の空気(テンションですね)。

演奏している人達はきっと、みんなスイートスポットに入ってるんだろうな~・・
って思う位の「気持ちよさ」が伝わってきます。

リズム楽器、リード楽器問わず、本当にキモチよさそう。
一曲の演奏を、体力がなくなるまで演奏してるんじゃないかって気になります。

音源自体は3分そこらでフェードアウトしてますが、
スタジオでは延々と続いていたかもしれませんね☆

実は、僕個人、チョロッっとベースをやります。ドラムに次いでのリズム楽器ですね。

このベースってポジションは、とても敏感に音を捉える場所でもあるので、
気持ちよくなったらもう最後!体力が尽きるまで入り込んじゃいます。

そんな「リズム」の気持ちよさが本当にひしひしと伝わってきて、
改めてJAMの楽しさを見せ付けられちゃいました。

ベーシストやドラマーなら一度はどっぷりと聴いてほしい曲ですね♪

2007'04.09.Mon

内の女性ジャズボーカルアーティスト「akiko」。
この方も結構大好きなアーティストの1人です。

あまりジャパニーズJAZZは聞かないのですが、ふとした出会いで聞くことに。

実は自分はカナリのルパン好き。大野雄二も大好き。
(以外にJAZZ好きってルパンすきですよね!?)

そんな中、アルカトラズコネクションという作品があるのですが、
この中で、挿入歌とエンディングを歌っていたのがakikoです。

それが始めてakikoを知った時でした。

あまりにも日本人離れした歌い方やリズム感だったので、
最初は外人かと思ってましたが、生粋の日本人でした。

とにもかくにも、他の曲も聴いてみよう!と言うことで買ったCDがコレ。

akiko.jpg










akiko 「akiko`s holiday」

  1.my man
  2.come rain or come shine
  3.easy living
  4.body and soul
  5.what a little moonlight can do
  6.good morning heartache
  7.let`s call the whole thing off
  8.love for sale
  9.don`t explain
10.gee baby ain`t i good to you
11.god bless` the child
12.you`ve changed


タイトルを見た瞬間にビリーホリデイかと思いましたw
それもそのはず、彼女はビリーホリデイが大のお気に入り。

ちょっと期待してみると、12曲の殆どがスタンダードジャズ。

これまた思い切ってるな~と思いつつ、聞いてみると意外や意外。
とても独特な空気間がありました。

シットリとした歌声はとても心地よく、
バックバンドのリズムもとてもキモチのいいダウンビート。

オリジナルのアレンジもとても魅力あるもので、すぐさまお気に入りに。

しかし、CDと言う壁を越えてLIVEになった時、どこまで魅力があるのだろう・・
と気になってました。

現代のジャズはどうも寂しい気がします。
あまりにも収録環境が良すぎ、生音がリアルに伝わらない気がするんです。
収録状況の空気だったり、演奏者のテンションや思いなど・・。

JAZZって、凄くJAMに近いと思うんです。
2度と同じ演奏は無いといわれるアレンジセッション「JAM」。

そんな面白みがJAZZにもあるのですが、どうしても現代JAZZは出来すぎてる。
そんなモヤモヤがあり、中々手をつけなかった日本JAZZですが、
この方のお陰で、少し考えが変わりました。

実は発売当時、このCDの発売記念として、
六本木の「スイートベイジル139」と言う所でライブがあったんです。

このライブ、行っちゃいました。
先ずは見てみなきゃ!むしろ見てみたい!と言う期待を胸に、いざSTB139へ。

広くも無く、狭くも無く、とてもいい空気感の店内。
お気に入りのテキーラベースのカクテルもこれでもか!といわんばかりのラインナップ。

さりげない音合わせのバンドメンバーを横目に登場したのがakikoでした。

いきなりの演奏で始まったライブでしたが、とてもとてもスバラシイJAZZでした。
CD収録曲意外もいくつかありましたが、収録されているのもアレンジされていて凄く新鮮。

やはりJAZZの醍醐味をとても惜しみなく楽しませてくれる人でした。

あまりの心地よさに進むテキーラの量も、恐ろしいテンポになりましたが、
とても気持ちのいい夜を過ごせました。

ジャパニーズジャズの概念をスッキリと変えてくれたこの方は今でも大好きなアーティストです。
またLIVEに行きたいなぁ・・と思いつつ、CDで我慢してる今日この頃でした。

akiko 公式サイトはコチラ

2007'04.09.Mon

先程の記事でも紹介した、村上春樹関連。

現在、発行されている中では最新刊となる「アフターダーク」

この作品の題名ともなり、物語にも登場するJAZZ。

e2e8e95e.jpg

curtis fuller「BLUES-ette」

 1.five spot after dark

 2.undecidel

 3.bluse-ette

 4.minor vamp

 5.love your spell is everywhere

 6.twelve-inch

・カーティス・フラー(tb) 
・べニー・ゴルソン(ts) 
・トミー・フラナガン(p) 
・ジミー・ギャリソン(b) 
・アル・ヘアウッド(ds)


まさしく1曲目にきている「ファイブ・スポット・アフター・ダーク」
これが村上春樹「アフターダーク」のキーワードJAZZです。

トロンボーン独特な柔らかくてあったかい音と、テナーサックスの音は
なんともいえない心地になります。

JAZZは本当に一曲一曲に世界観がタップリあります。

このブルースエットはとても柔らかくて優しい世界。
でもちょっと切なくもあるかなぁ・・。

なんだか「哀愁」なんです。(個人的な意見ですけどね☆)

やはり、トロンボーンという、あの柔らかい音質特有の独特なJAZZです。
方の力がタラーっと抜けた感じのテナーサックスもいいですね。

なんだか凄く柔らかくバランスの取れた曲ばかりが収録されていて、
夜中に聞くにはもってこいではないでしょうか。

※個人的には  4.minor vamp が好きだなぁ・・。


 

2007'04.09.Mon
自分が「本」と言う物に興味を持ち始めた頃、
あまりにも夢中になって読んでいた著者がいます。

その方は「村上春樹」

彼のキーワード、実は「JAZZ」なんです。

文学とJAZZになんの関係が?なんて思うかもしれませんが、
この方の作品には多くのJAZZが登場します。

主に、50~70年代のジャズ、クラシック、ロックなど・・・
様々な音楽が物語りで重要な役目を果たしています。

それもそのはず。彼は大のJAZZ好き。

文学者となる前は、大学に在学しながらもジャズ喫茶を開業した程。

デビュー作となる「風の歌を聴け」は、その店で書いたとの説もあります。
その後はジャズ喫茶を辞め、文学者としての道を選んだそうです。

彼の作品は独特な世界観があり、「春樹ワールド」なんて呼ばれてます。

その世界観を好めるかどうかは賛否両論ですし、個人の主観性によると思います。

いち個人としてはとても大好きな世界ですけどね☆

彼の作品はどれをとってもJAZZは関連しています。

けれども、「音楽」としての教科書でオススメするならば、
ビル・クロウ著・村上春樹 翻訳「さよならバードランド」です。

これは、著者ビル・クロウの自伝です。もちろんジャズプレイヤー。
あまり名は知られてないかもしれません。
自分も、彼がジャズベーシストと言うのはこの本を読んで知ったので・・

ジャズプレイヤーの自伝は数多くある中、この本は本当に「いいとこどり」です。
邦画でやっていた「スィング・ガールズ」のような感じかな?w
ただただ楽しいですよ。入門として、拍車をかけてくれるような一冊。

「JAZZってスッゴイ面白そう!」って思えるような一冊です。 

軽いノリで読んでみてはどうでしょうか?
きっと、「JAZZ」と「村上春樹」という趣味が増えるかもしれませんよ
2007'04.09.Mon

 自分が、「JAZZ」と言う世界に入るキッカケとなった1枚。
 

jim_hall.jpg

JIM HALL 「CONCIERTO」


 1.you`d be so nice to come home to

 2.two`s blues

 3.the answer is yes

 4.concierto de aranjuez


当時は、そこまでJAZZに関心は無かったんです。

凄く偏見ではあるけれども、大人が酒を飲むために聴く曲。
もしくは、ハードボイルドの必需品。

のようなイメージでしか見てないジャンルでした。

けど、このCDを聞いてから、JAZZと言う世界の見方が変わりました。

もう、これは殿堂入りのような、名作中の名作。
邦題「アランフエス協奏曲」の方が皆さんはしっくりくるのかな?
とても人間の感情をかき乱してくれる曲です。

コレを聴くキッカケは簡単。
音楽マニアな母親兄弟のおじさんに「JAZZに興味がある」と伝えた所、
大量のJAZZのCDが自宅に届きました。

あまりにも膨大な量があり、もうチンプンカンプン。

その時に、丁度ハマッて飲んでいたお酒があるのですが、
その名も名高き、スピリッツ界の王者「テキーラ」です。

そのテキーラの中でも、「オルメカ」という品種にはまってました。
このお酒、ラベルにオルメカ文明で有名な「アレ」が書いてあるお酒です。

丁度、そのラベルの石像と、このアランフエスのジャケットが似ていたので、
真っ先に聞いた・・・。なんて、エピソードです。

このアランフエス協奏曲(4曲目)は、なんと、19:23分にわたって演奏される、
とんでもない代物。

スペインの作曲家「ロドリーゴ」がギターのために作曲した曲なのはあまりにも有名。
(ちなみにこのロドリーゴは盲目のギタリストです。)

そんな名曲をJAZZとして演奏したのがジム・ホール。さらに、演奏者は

・チェット・ベイカー(トランペット)

・ロン・カーター(ベース)

・ローランド・ハナ(ピアノ)

・ポール・デスモント(サックス)


と超豪華メンバー。(ヨダレがでちゃいますねw)

このメンバーを見るだけで、なんとなく音の想像はつくかもしれません。
理屈抜きに「気持ちいい」音です。

収録は1975年と、古いですが、その古さは全く感じられません。
やはり名曲。時代の流れとは関係なく、いつまでも輝いてます。

とにもかくにも、先ずは自分が一番安らぐ時間に聞いてみる事を
オススメします。

まだJAZZを知らない方?などでも、きっと世界観が変わる一枚でした☆




2007'04.06.Fri
「JAZZ」

これは、19世紀末、バディ・ホールデンが演奏したコルネットによって、
急速に広まった。といわれています。

JAZZ界でも、この方は伝説的人物。
しかし、バディ・ホールデンの詳細については、まだまだ謎が多く、
確かな情報は少ないそうです。

実際の録音されている音源もカナリ少なく、謎に包まれています。

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そもそも、JAZZ自体は、ニューオリンズで生まれたストリート的なもの。

ゴスペルやブルースなど・・・様々なジャンルの要素を取り入れた音楽。
JAZZ独特なリズムとして、アフリカのリズムを刻む物だったそうです。

現代のJAZZは様々なものに派生して、次から次にジャンルが増えています。
けど、さかのぼってみる所、「民族音楽」に近いかもしれませんね。

長い長い歴史のある音楽。
これからも様々な物が取り入れられ、新しいものが生まれると思いますが、
たまには原点に戻ってみるのも新たな発見があるかもしれませんよ?

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プロフィール
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性別:
男性
職業:
孤独なデザイナー
趣味:
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