自分が、「JAZZ」と言う世界に入るキッカケとなった1枚。
JIM HALL 「CONCIERTO」
1.you`d be so nice to come home to
2.two`s blues
3.the answer is yes
4.concierto de aranjuez
当時は、そこまでJAZZに関心は無かったんです。
凄く偏見ではあるけれども、大人が酒を飲むために聴く曲。
もしくは、ハードボイルドの必需品。
のようなイメージでしか見てないジャンルでした。
けど、このCDを聞いてから、JAZZと言う世界の見方が変わりました。
もう、これは殿堂入りのような、名作中の名作。
邦題「アランフエス協奏曲」の方が皆さんはしっくりくるのかな?
とても人間の感情をかき乱してくれる曲です。
コレを聴くキッカケは簡単。
音楽マニアな母親兄弟のおじさんに「JAZZに興味がある」と伝えた所、
大量のJAZZのCDが自宅に届きました。
あまりにも膨大な量があり、もうチンプンカンプン。
その時に、丁度ハマッて飲んでいたお酒があるのですが、
その名も名高き、スピリッツ界の王者「テキーラ」です。
そのテキーラの中でも、「オルメカ」という品種にはまってました。
このお酒、ラベルにオルメカ文明で有名な「アレ」が書いてあるお酒です。
丁度、そのラベルの石像と、このアランフエスのジャケットが似ていたので、
真っ先に聞いた・・・。なんて、エピソードです。
このアランフエス協奏曲(4曲目)は、なんと、19:23分にわたって演奏される、
とんでもない代物。
スペインの作曲家「ロドリーゴ」がギターのために作曲した曲なのはあまりにも有名。
(ちなみにこのロドリーゴは盲目のギタリストです。)
そんな名曲をJAZZとして演奏したのがジム・ホール。さらに、演奏者は
・チェット・ベイカー(トランペット)
・ロン・カーター(ベース)
・ローランド・ハナ(ピアノ)
・ポール・デスモント(サックス)
と超豪華メンバー。(ヨダレがでちゃいますねw)
このメンバーを見るだけで、なんとなく音の想像はつくかもしれません。
理屈抜きに「気持ちいい」音です。
収録は1975年と、古いですが、その古さは全く感じられません。
やはり名曲。時代の流れとは関係なく、いつまでも輝いてます。
とにもかくにも、先ずは自分が一番安らぐ時間に聞いてみる事を
オススメします。
まだJAZZを知らない方?などでも、きっと世界観が変わる一枚でした☆
あくまで趣味。
1人コッソリしみったれる為の趣味ですよ。
なので基本は日記